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ザゴラ 砂漠のはじまり Zagora

モロッコ・サハラの砂漠への門がワルザザートだとすれば、いくつかある砂漠の「はじまり」のひとつがザゴラだ。

(十数年前)初めてザゴラヘ行ったとき、そこに砂だけの砂丘があるものと勘違いの期待をしていった僕は肩透かしを食らった。バスで到着し、客引きの言うがままに「砂漠ラクダツアー」なる1泊のツアーについていった。
記憶では、とんがり岩山のある土漠を数時間かけて抜けていって辿り着いた場所には、確かに「砂」があった。
しかし、それは高さ1mあるかないかのものだったように覚えている。快適とは言い難いラクダの背に揺られて、まさか小さな砂山に案内されるとは思ってもいなかった。確かに、砂だらけの大きな砂丘はザゴラには無いという情報は十分得ていたが、心のどこかで、小さな奇跡でも起こるように微かな期待をしていた。まさか、この小さな砂山は砂漠じゃないよね?と、あまりにガックリした僕は、次の日の朝、本物の大砂丘を目指しメルズーカ側のリッサニに向かった。

( あの時の旅は、ほぼ時間無制限のようなものだったから予定など立てず、寄り道をしながら漠然と砂漠を目指していた。辿り着きたくないかのように遠回りをしながら。航空券もバンコクで買った格安のオープンチケットだった。実際に帰りのバンコク行きの日程を3度くらい変更した。あの「時」だから出来たこと。残念ながら、「今」は出来ない。)

メルズーカでは思い描いていた通りの、いや、それ以上の大砂丘と出会えたことはいうまでもない。
ザゴラから、そのまま南下し、もうひとつの大砂丘への入り口マアミドに行かなかったのは、当時のガイドブックにはマアミドへ行くのがかなり難しいように書いてあったからだったように思う。舗装道路がまだしっかりしていなかったように覚えている。既に十数年前の出来事だ。

今回、そんな事を思い出しながら到着したザゴラは、あの頃とはまったく違った場所に見えた。違っては見えたが、今も静けさは変わらない。
しかし、考えてみたら、あの頃のザゴラで僕が覚えているのは、ラクダの背中と、とんがり岩山と黒(こげ茶だったかな?)くて広いテントとバス停だけ。早くメルズーカに行きたくて、町などまったく見ていなかったのだろう。

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