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砂の都  The City of Sand

砂漠としてのカイロの話を。

はじめてカイロと言う大都会を見た時に、華の無い都会に見えた。
そのひとつの理由に、建築物が地味なサンドベージュのような色のものが多く、その中に突然に白いビルや色付のビルがあったりして、その統一性の無さに僕は美しさを見いだせなかった。

しかし、、、

高い場所からカイロを眺めてみると、不思議なことにサンドベージュでいいんだ、と思えてくる。
そうか、その砂色の高層ビルが空中砂舞う都会全体を砂漠色にしていたわけだ。
もちろん、その時間帯によっては光加減でグレーに見えたりと砂色ではなくなるわけではあるが。

その辺は計算されたものなのか単なる偶然なのかはわからないが、とにかく砂色の大都会。
これもカイロを「沙漠」と僕は認識している理由だ(笑
実際に砂漠にビルを建て大都会にした場所ではありますが。

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テーマ : アフリカ
ジャンル : 海外情報

一番近い砂漠 Sahara close to me

2013年が終わろうとしている。
今年は(も)ほとんどこのブログを更新しなかった。まだしばらくは、あまり更新出来ないかもしれません。

今年行った沙漠は、今まで行きたかったが遠くアクセスが面倒で行ったことがなかったエジプトの東方沙漠のみだった。やっと行けたという感慨深いものがあった。
そこ以外は、ナイル沿いの遺跡の砂漠くらいだろうか。

そして、つい最近行った住む場所から車で1時間弱の砂漠。
今年、最後の一番近い砂漠はスフィンクスとピラミッドでした(笑)

良い新年をお迎えください。

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乾いた風 Desert near Cairo

私はひとりでいることは好きだが、『孤独』という言葉の響きが苦手だ。
その響きからは、とてつもなく淋しい心の叫びや、もがき苦しむ小さな魂の泣き声が聞こえてくる。つまり、どこか哀しくネガテイブな言葉に思えるから。

私が、その孤独という感覚を心の中に見つけるのは、独りでいるときではない。

例えば、どちらに否があるわけでもなく(または両者に否があり)、単にうまく噛み合わない相手といつの間にかお互いを攻撃しあっているのに気づくとき。
例えば、両頬に嘘という名の冷たい挨拶の口付けをするとき、またはされたとき。
例えば、着飾った多くの人々の中で、プラスチックな作り笑いを交し合いながら、音楽の鼓動を腹の底に感じるとき。

私にとっての孤独の影は独りでいるときにはけして訪れずに、必ず誰かと一緒のときに訪れる。
そんな時には、魂は暴れだし、破裂はせずに静かに止まる。
すべての感情は消え、まったく何も感じなくなり、残酷な空虚が心の中につくられ、もうひとりの私が現われる。
(って、超人ハルクか、ジキル博士か、俺は?笑)

砂漠で独りになった時に、その大きな存在は私の周りを包むように現われる。
宇宙と呼ぶのもいいだろう。音の無い乾いた風と呼ぶのもいいだろう。
そこでは、地球上の自分という存在が確実なものとなり、自由な愛に包まれ、心は満たされ平和が訪れる。
生きてきた年数がすべて消え、やってきた全ての経験が消え、生まれたその時に戻るような錯覚に陥る。

そして、世界や〇〇はそれほどに醜いものではないと知らされる。
聞こえてはこないが、音の無い乾いた風と共に脳裏に言葉が刻まれていく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そう、そこでは必ず生命と出会う上、正確には砂漠の案内人やらラクダやらロバやらいるのでひとりではない(ETか?爆)。
案内人もしくはラクダも連れずにたったひとりで砂漠に入ったりしたら、干からびて死んでしまうだけだから、劇的に愚かすぎて、誰かのジョークにさえもならないだろうから、・・・やめておく(笑)。

画像は舗装された道路から10分程度の場所です。よって、ひとりになったような錯覚を無理をせずに味わえるありがたい場所(SMILE)。

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はじめて見た砂漠- The famous one

私が生まれてはじめて訪れた砂漠は、モロッコのメルズーカだと思い込んでいたが、そうか?ピラミッドのある砂漠だった。常に私はピラミッドが砂漠にあることを忘れてしまう。
そこには舗装された道路までがあり、想像していた砂漠のど真ん中とは少し違っていた。
確かに砂漠の中には違いないのだが、それらは町のど真ん中の砂漠にあった。

それでも私は感動した。
その大きさに。人間業とは思えないその三角形の美しさに。

そして、数多くの他の砂漠を見た後の今でも、時折その三角が見たくなってはふらりと訪れる。

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家から一番近い砂漠 The nearest desert from my home

私は今まで、エジプトの砂漠は数々のオアシスがある西方砂漠と東方砂漠、そしてシナイ半島のみだとばかり思い込んでいた。
何故かは分からないが、おかしな話だが、そう思い込んでいた。つまり、ピラミッドのある場所は砂漠ではないと。
分かってはいたのに、分からないフリをしていた。ナイルの両側はほとんどが砂漠だということを完全に無視していた。

今年はじまった北アフリカからアラブ圏の革命で、私の好きなほとんどの砂漠は、しばらくは訪れるのが不可能となってしまい、個人的な身勝手な理由で砂漠への禁断症状が出たらどうしたものかと思っていた。

(もちろん、各国で起こったこと、起こっていることは、砂漠好きの私の些細な思いなどまったく問題にはならないほど、重大なことです。しかし、敢えて革命には触れません。)

そんな中、そうか、エジプトの国中はほとんど砂漠であって、ナイルの両側も砂漠だ。だったら、エジプト国内を再訪すればいいだけだという、当たり前の単純なことに気がついた。
そんなことに、今頃気がつく私もおかしいが、大河があるからそこは砂漠ではないと何故か思いこんでいた。

カイロさえも、ビルの立ち並ぶ大都会ではあるが、実は砂漠。
砂漠が恋しくなったら、1時間も車を走らせればいいだけだった。

ということで、家から一番近い砂漠の画像を。家から車でたった45分ほどの場所です。
大都会のカイロのど真ん中から1時間以内でこんな砂漠があるのか?あるんです、確かに。

私の故郷の日本は別として、やっぱりエジプトは(私にとっては)世界で一番素晴らしい自然風景に恵まれた国だと思う。唯一、無いのは、日本にある緑に覆われた美しい山々くらいだろうか。

エジプトが良い方向にいきますように、と砂漠で祈ろう。


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