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11オマーン最後の日 The last day in Oman

6日目はオマーン最後の日。
飛行機は夜7時なのでチェックインの夕方5時まで十分時間がある。

朝はまたマトラの魚市場へ行き、その後、ビーチでのんびりとリラックス。
毎回オマーンに行った時には、最終日はビーチでのんびり過ごす事にしている。水鳥がのどかに浜辺を歩いていた。

昼過ぎに友人Kが迎えに来てくれ、昼食を一緒に食べた後、カンタブへドライブ。
このカンタブはマスカットのはずれにあるのだが、静かで綺麗なビーチがある。ここにも毎回行っているが、何度行ってもいい場所だ。
その近くの漁村により、漁師さんを撮らせていただきビーチでのんびりしているうちにエアポートに向かう時間が来た。

たった6日間なので、なんとなく(かなり)物足りなく、4WDで全行程移動したせいか、あまり旅した気分ではないが、今回もオマーンは僕の期待を裏切ることなく美しかった。
アラビア半島で1番好きな国。2番目に好きなのはイエメン。

実は、今回はカイロでエアポートに向かう途中に忘れ物に気づいて引き返し、飛行機に乗り遅れそうになったり、そのほかにもなんだかんだとある旅だったが、行ってよかったと思える旅だった。

1年ぶりの首都マスカットは、残念ながら以前は見かけなかった交通渋滞が発生していた。
パキスタンやインドのエリート・ビジネスマン風な人たちが増えているようにも思えた。以前は出稼ぎ労働者風な人ばかりだったような気がするが、少し変わってきたのだろう。

オマーンは、もともと安くなかった物価が上昇し、マスカットにも高級リゾートホテルが新たに建ったりして、以前から有る各ホテルの宿泊料もドバイのようにどんどん高くなってきている。ドバイのようにはなって欲しくないものだ。
しかし、なんだかんだ言っても、カイロの汚い空気にかなり嫌気が差していたので良い薬になった。
オマーンは美しい。

(終わり)

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10 スールからマスカットへ Ruin

スールでは、まず漁船(と言うより、小さなボート)が着く小さな砂浜へ寄った。
時間的に船も漁師も少なかったがNに待ってもらいスナップした。
その後、魚市場へ。マスカットのマトラ市場に比べると人が少ないが、結構大きな建物だった。
ダウ船の造船所に行く予定だったが、以前行った事があるし、あそこは船を作っているのは皆出稼ぎのインド人なので、オマーンらしくないので行かずにカルハットへ直行した。

カルハットは13~14世紀に栄えていた港町の遺跡。ほとんど崩れ去ってしまっているが、マルコ・ポーロも訪れた町らしい。
ここから、海岸沿いをドライブしながらワデイ・シャーブに向かった。
今年あった大災害のサイクロン(台風のようなもの)の被害跡があちこち痛々しかった。
海岸沿いの小さな木はほとんど倒れていた。
ワデイ・シャーブ(谷間のようなオアシスのような場所)も被害をもろに受けたようで、椰子の木が倒れまくっており、酷い状態だったので途中で引き返した。
ここには何年も前から来る事を予定しながら毎回来れなかっただけに、かなり期待していたのでガッカリだった。自然災害だとどうしようもない。
ここで帽子を失くす。アーミーグリーンの帽子なので、自然に溶け込んでしまい見つけることが出来なかった。

その後、昼食を食べ、シンクホールに向かう。
早起きしたせいか、疲れと眠気が襲ってきたので、さほど興味が無かったシンクホールはキャンセルしてもらいマスカットに向かうことにした。シンクホールは隕石が落ちて出来たデカイ水溜りのような穴のこと。写真で見たことがあるが興味を惹かれなかった。観光客が必ず訪れる場所をキャンセルしたのでNが不思議がっていた。

途中、予定に無かったクリヤットという漁村に寄ってもらい、船着場を見に行くが、残念ながら時間的に船も漁師も余り居ない時間帯だったが漁師さんたちを少し撮影させていただいた。
このカリヤットからマスカットへの道中もサイクロンの被害で破壊された道などがあり、いかに大きな災害だったのかに驚いた。

マスカットのホテルにに予定より数時間早く午後4時半到着。
軽い口論をしながらも仲良く旅した(笑)Nと別れを告げ、部屋に荷物を置き、そのまま近くのビーチへ。
これと言って特徴は無いのだが、静かで世界で僕が一番好きなビーチだ。ホテルから歩いて5分。

夜は僕の唯一のオマーン人の友人Kと1年ぶりに再会し、オマーン料理のレストランで食事をした。オマーン料理はアラブ料理と言うよりもインドやパキスタン料理に近い感じだ。
いかにもオマーンらしい料理と言えば、南部の料理で鮫やミルクを使った料理だが、ココナツミルク・カレーなどアジアにありそうなものもオマーン料理らしい。

(続く・・・)

カルハットの遺跡

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09 海亀 Sunrise of Arabian sea

5日目は朝4時半に自然と目が覚めた。不思議な事に旅をする時には目覚ましなど無くとも、起きたい時間に自然と目覚める。

ハット小屋の外に出ると星がまだ出ている。Nも起きだしてきた。
空の色が黒から濃い藍色にかわる中を海亀の産卵する砂浜に向かった。

砂浜には既に5~6人の観光客がいた。
少しずつ明るくなってきて、産卵を既に終え、卵に砂をかけている海亀を発見。
フラッシュは亀を驚かせてしまうので厳禁だ。暗すぎてオートフォーカスはきかないので、どうにかマニュアル・フォーカスで撮ってみる。しかし、暗くて全然よく見えない。
そこにイギリス人が一名やってきて、突然フラッシュを焚いた。
「フラッシュ禁止ですよ!」
彼は亀に向かって「ソーリー」と一言い去って行った。産卵後の亀でよかった・・・

産卵後の卵に砂をかけるのに2時間ほどかかる。7時ごろまでじっくり待って、黄色い朝日に照らされる中、産卵を無事終えゆっくりと海に戻って行く亀を撮ってから、キャンプ場に戻った。

こんなに大変な産卵をする海亀だが、孵化した小亀は蟹などに狙われてしまい、砂浜から海に行ける数は少ないらしい。海に行けてもあらゆる天敵に食べられてしまったりして、親亀になるまで成長出来るのは2000匹に1匹とも3000匹に1匹の割合とも聞く。なんとも自然は厳しい・・・

まるで夕陽のように赤い朝日がアラビア湾に昇る。亀はこの海からやってきて、帰っていく。

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08 漁村巡り the sign of camels

4日目は朝日の出る直前に目が覚め、アラビア湾に昇る朝日を眺めた。
なかなか起きてこないNを起こし、朝食を食べ、ラス・エルジンに向かって出発した。

ここからラスアル・ジンまではまっすぐ行けば4時間くらいの距離だ。
Nが言うには普通はこのコースでは旅行者は途中のビーチで半日くらいのんびりするらしい。
僕は今回は半日もビーチにいたくはなかったので、途中、ビーチで一時間くらい泳いでから、漁師を撮るための撮影ドライブに変更してもらった。
それにしても、透明度の高い綺麗な海だ。
また、海岸沿いはどこまでも岩砂漠が続いていた。僕はオマーンの砂漠はワヒバ砂漠とルブ・アル・ハリ砂漠の2つの砂砂漠しかないものとばかり思っていたので、嬉しい発見だった。
海岸沿いをドライブしながら、気になった場所に止まってもらい撮影した。
Nは漁師や魚ばかり撮って楽しいの?もっと風景撮った方がいいよ?と不思議そうだったが(笑)、4年ほど前からオマーンの港町や漁村を撮りためているので僕にとっては全く退屈ではない。
ちなみにNはニコンのデジタル一眼レフのユーザーだそうで、風景写真を撮るのが好きらしい。今回は衛星電話と一緒に忘れてきたそうだが、いつもは旅行者と一緒に撮りまくるそうだ。

特に何も起こらずにゆったりと一日が終わっていった。
この日のキャンプ場もハット小屋が並んだキャンプ場。ここでも美味いビュッフェの食事。
ここには英国人10人くらいのグループが泊まっていた。

この日の夜に亀の産卵を見に行く予定がスケジュールに組み込まれていたのだが、普段は50~100人くらい観光客が来るそうなので、キャンセルし、次の日の早朝に産卵を終えて海に戻る亀を朝日の中で撮りに行く事に変更した。100人もの人に混ざって真っ暗闇の中で懐中電灯を亀に照らすというアイデアにまったく惹かれなかった。Nは朝は寝ていたいと言っていたが、ジンを飲んで気分が良くなったところで、僕の勝手なリクエストがOKとなる。ありがたかった。
Nはかなり米国訛りの強い英語を話すので、もしかしたらアメリカ辺りに留学していたのかもしれない。自己主張の強さもとてもアメリカンだった。頑固ではあったが、退屈な人ではなかったし、基本的には親切だし良い人だった。

4時半に起きる事にして早めに就寝。

(続く・・・)
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ラクダに注意、という交通標識。

07 アラビア湾へ on the way to Ocean of Arabia

昼食を食べた後、砂漠のど真ん中の家の前で少年2人と少女2人と軽く会話をし、ポートレートを撮らせてもらってから、またどこを見渡しても360度同じ風景の中を走った。
平坦な砂漠なので、期待していたような変化の有る景色ではなく長時間のドライブは予想以上にきつい。

車のタイヤの跡を追って走るのだが、途中2またに分かれていたり、跡が消えていたりするので、そのたびに太陽の位置を目安に走る。何度もまた折り返したり、逆戻りしたり。

Nが「トカゲが走った!」などとはしゃいでいるので、よく見たら、変な爬虫類がたくさんいた。
岩砂漠では爬虫類をよく見かけるが、砂砂漠で見たのは初めてだった。
20cmくらいのへびに手足をつけたような、魚のようにてかてか光った変な生き物だった。
あまり見た目が魅力的ものでは無かったので、レンズは向けなかった。
こんな場所には絶対にキャンプしたくないものだ(笑)

更に2時間くらい走った辺りで、どうやらNが道に迷った様子。
まだ、日が暮れるまでには十分時間はあるのであせらずに太陽の位置を見る。
そんな時に、運よくべドウインの乗った4WDが通りかかり、彼らも同じ方向に行くらしいので誘導してもらう事になり、とりあえず一安心。

そろそろ単調な景色に厭きた頃にアラビア湾の海が見えた。
海と空が同じトーンの青なので最初はよく分からなかったが、近づいていくと確かに海。
ついに夢にまで見たワヒバ砂漠とアラビア海のぶつかる位置にくる事ができた。
感激して場所を何度か変え撮影するが、砂漠側から見ると空気か光のせいか空と海の色のトーンがほぼ同じなのでイメージ通りに撮るのが思ったよりかなり難しかったが、どうにか今回の旅の目的達成。

この日の夜は海辺にキャンプした。
何千羽、いや何万羽だろうか、のカモメが海岸線に沿って夕陽の沈む方向に移動する姿が圧巻だった。
ラムチョップのバーベキューにN持参のジンで乾杯。Nは困ったおっさんだが、悪い人ではない(笑)
風が強かったが、想像以上に温かくテントを開けて寝た。

この日も月の無い満天の星空が綺麗だった。

(続く・・・)



360度どこを見渡してもこんな平坦な砂漠風景の中をずっと走った。
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